1. 凍結細胞を再培養したとき、ある時点から急激に増殖を始めることについてですが、細胞増殖がLog phaseからLag phaseに移ったところを見ているということとは違うのでしょうか。lag phaseの長さは細胞や凍結前あるいは凍結保存中の細胞の状態の良否により様々ですが、凍結後は細胞はまだ半分寝てるみたいなものですし、しばらく増殖の立ち上がりが見られないことはあります(凍結保存や解凍はそれなりに細胞には負荷がかかりますので,回復のための時間も必要ですし)) Netや専門書でい一般的な細胞の増殖曲線を見ることができますので一度参照ください。
2. 間葉系細胞ということですので、数代(細胞の継代回数だとわからないのでPDLとしていくつくらいでしょうか)で増殖できなくなるというのはどうなのかなと思うのですが、それは例えば何かの誘導で起こるような分化能などの性質の維持が保障されている問いこととは違うのですか。あと細胞の由来はなんでしょうか。確かに成人皮膚や成熟マウスのfibroblastsなどだとそんなに何回も分裂しないですが、初代培養で汎用される、MEFやヒト新生児皮膚由来のfibroblastsなどですと結構いつまでも活発に分裂増殖してる印象があるのですが。 |
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