>> ExonAに、Ex1のATGと読み枠の合ってるストップコドンがあったりしませんか?
>ありました。
であれば話はかなりシンプルになると思います。単純に、uORFが存在する場合はタンパク発現量が減少する。Alternative SplicingによってExonAが組み込まれることで発現量の調節が行われている可能性がある、でしょうか。
ちょっと古いuORFについての論文で、タイトルが以下
Upstream open reading frames cause widespread reduction of protein expression and are polymorphic among humans
では、ヒトでは約半分の遺伝子が最低でも一つのuORFを持つと報告してますね。なので、まあよくある遺伝子の構造なんだと思います。
勿論、おおさんが研究しているその遺伝子でも実際に上記uORFの話が通用するのかどうかは調べてみないとわからないでしょうが、可能性は高いと思います。各isoformの発現ベクターを作ってHEK細胞に発現させると明確に発現量が違ったりとか、ExonAのstopコドンにミューテーションを入れると発現量が上がるとか、あたりがシンプルでしょうか。 |
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