勉強させていただきました。
10.1016/j.xpro.2022.101165
こちらのプロトコールを使っているのですね。DNAダメージで細胞質に漏れ出てくると言う考え方のようですね。
DNAダメージを与えているなら、あたえてない細胞はコントロールにおいてますか?コントロールでダメならバッファーが貴方の使っている細胞で相性が悪いとかそう言う所を改善しないといけないかもしれません。
DNAダメージを与えると、細胞は条件によっては細胞死に移行し核はフラグメント化しますので、核と細胞質のを分けるのがむずかしくなるかもしれません。ダメージを軽くするか、ダメージからしばらくおいているのなら、細胞回収までの時間を短くする必要があるかもしれません。一つ心配なのは細胞自身その特徴として死細胞がある程度の量発生するような場合です。
doi.org/10.1038/s41598-018-26487-1
こちらの論文は細胞質のDNAを取るバッファが、よく核を取って、核内の何らかの機能を見るのによく使われる低張液を使っているようです。デタージェントも使ってないですね。
Cells cultured with DMEM containing 10% FBS were trypsinized and centrifuged to produce a pellet. Four volumes of lysis buffer (20 mM HEPES, pH 7.4, 10 mM KCl, 2 mM MgCl2, 1 mM DTT, and 1 mM EDTA) were added to the pellet and incubated for 20 min on ice. … |
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