>実は、GSTが何か細胞に悪影響を与えているだけなのではなかろうかという疑惑が自分の中で浮上してきています。
そう思うならGSTなんてどでかいものがついてないものを購入して同様の応答がでてるかどうか調べればいいと思います。
>いくつもの論文で報告されている市販のGST融合リガンドタンパク質を使って細胞を刺激して様々な実験を行っています。
一般論として大腸菌でリコンビナントタンパク質を作る時にGSTを使うのは水溶性を向上させるためだったり、精製が容易だからってのがあります。まあ、大抵の場合は精製後のタンパク質そのものの機能性を評価するならばproteaseで最終段階でカットできる様にすると思いますが、GST-pulldownなどのin vitroでの実験も良くあります。
過去文献にて同等の実験を同様の方法で行われてるならそれで効果が出てればリビジョンで突っ込まれたりはしないでしょう。自分のみてる現象に対して特にうまく行ってないか非特異的作用を疑うならリコンビナントを用いてる時点でできるだけ生理的なものでも同じ効果がでることを別途確認するのがいいのでは?
それでも生じるのであれば、そもそも論としてその効果がKOした既知レセプターに依存しないメカニズムによって生じてる可能性があるというだけの話だと思います。 |
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