詳しいものではないのですが色々勉強させてもらってだいたいこんなもんかなと言うことを書いておきます。
例えば平面上にランダムに点を打っていきますと相関係数0となるはずです。ただし数点打ってもたまたまある程度相関がありそうな位置にあって相関係数が0にはならないことがあると思います。でも点を増やしていくと0に近づいていくはずです。そういう理想的な状況下で0.06であるなら相関性があると言わざる終えません。また、相関を見るにあたっての仮定が直線性があるということに基づいています。緩やかに増えていって徐々に頭打ちに近くなるような相関であれば、ばらつきに隠れがちになってしまって高い相関係数が望めないかもしれません。
一応0.3未満は弱い相関という分類に入れられることが多いです。じゃあ0に近い場合それでほんとに相関があるのという疑問はつきものかと思いますが、帰無仮説を相関性がないとさだめて検定する方法があります。できればそうしたほうがいいと思いますし、統計ソフトSPSSなどにはその手順の解説も書いています。もちろん検定するのに十分な検出力があるほどサンプルが集まっているかどうかという問題もありますのでその観点からもあてになる数字とは言えません。
そうじて0.06で相関があることが示唆されたということは絶対的にだめとまでは言えません。
しかしながら色々見てみますと0.1未満はNegligibleとすることが多いようです。また相関が直線的であるという前提では0.3未満はNegligibleとするのも見かけました。
サンプル数その他のデーター、その結果のその論文における位置づけいろんなファクターが絡むことを考えると、絶対こうだというのはないと思っています。データーを示しているのでしょうからそれをみて見た人が判断すればいいのかと思います。
https://latrobe.libguides.com/ibmspss/correlation |
|