>どれだけ硫安を添加しても完全に沈殿しません。
これは全く沈殿しないということなのか、それとも幾分上清に残ってしまうということなのか?判然としませんね。
まるで沈殿しないで、上清にそのタンパク質があるのであれば、100%飽和硫安で得た上清を疎水クロマトにかけると上手く回収できる可能性がありますね。
S100っていうタンパク質があって、その名前の由来は100%飽和硫安で可溶性であるということだったと思います。
つまり、全てのタンパク質が硫安で沈殿するというわけではないということです。
温度やpH、タンパク濃度で変わることはあるかもしれませんが、まあ、普通の条件で全てのタンパク質が沈殿するとは限らないでしょう。
遠心する前に4℃で一晩静置するというのも、沈殿させるために有効かもしれません。 |
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