https://www.sigmaaldrich.com/deepweb/assets/sigmaaldrich/product/documents/388/028/flag_ha_tap_poster.pdf
一般的な昔からあるChipアッセイにはHigh stringencyなバッファー(RIPA)が使われる事が多いのでそれならそれに耐えうる抗体を使うことを考慮する必要があると思います。
上記に示したURLではFLAGに対してAnti flag M2 clone、HAに対してAnti HA HA-7 CloneをつかってRIPAバッファーのWashで十分耐えられることが示されています。
いずれにしろ3xFLAGとかタンデムにつなげたエピトープタグのほうがよろしいかと。またCHIPを意識してCHIPグレイドとかで売られているものならある程度は安心かもしれません。HAやMycはAbcamからChip gradeの商品が出てますね。FLAGはジグマの専売?だと思われますが、Anti flag M2 cloneでCHIPをしている論文は見かけます。HAにはリジンがないねぇ。
Mycのエピトープは内在性のMyc遺伝子(か、vーMyc)から取られたと思いますが、このエピトープの配列はマウスのMycの配列とは一致しませんので細胞内のMycをIPすることはなさそうです。ただ人の場合エピトープが一致すると聞いたことがありますが、内在性のMycを検出したというのは聞きません、ただCHIPだとMycがDNA結合蛋白なので気持ち悪いですね。今回はマウスということですので余計な心配かもしれません。 |
|