コメントくださりありがとうございます。
ご指摘の通り、実験によって変わってくると思います。
実験は、腫瘍の体積の経過を数日おきに測っていくというものです。
例えば、各群n=5でマウスを用意し、投薬した群と、投薬していない群で生かしたまま腫瘍体積の増大を経過を追って見ていく、という感じです。
なので、解剖などはせず、測定しています。
高さを気にしているのは、以下の理由です。
今までは、腫瘍が増大するときは長径と短径が大きくなるけど、高さはそこまで変わらない、というがん細胞ばかり扱っていました。
しかし、最近扱ったがん細胞は長径と短径の増大よりも、高さの増大の方が変化が大きいような感じになっています。それも、全てのマウスでそうであれば、条件は一緒ですし、気にしないでよかったのですが、長径・短径が大きくなる方がメインのマウスと、高さが大きくなる方がメインのマウスがあるというように個体差があります。
平べったく大きくなる腫瘍と、縦に大きくなる腫瘍があるのに、長径と短径しか測らず、高さを無視して測るのは正確性にかけると思いました。
なので、できれば、マウスを生きたままで、高さを測れたらよいと思いました。
また、マトリゲルを使わなければ高さがでにくくなるのであれば、個体差を気にせず、長径・短径だけで測定できるのではないかと考えました。
それが難しければ、高さの増大は気にせず、今まで通り、長径・短径だけを測ろうと思っています。 |
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