Bio Technical フォーラム

  • バイオ関連の実験をする上での、試薬、機器、プロトコールなどの情報交換の場です。
  • 新しいテーマで話を始める場合、質問をする場合は「新しいトピックを作る」から書き込みをしてください。
  • 質問に対して解答できる方は是非、書き込んで下さい。
  • このフォーラムにふさわしくないと管理人が判断した投稿は予告なく削除します。

新しいトピックを作る | トピック一覧 | 研究留学ネットに戻る

ひとつ前のフォーラム(readのみ)

このスレッドをはてなブックマークに追加このスレッドをはてなブックマークに追加

抗体の保存液の自作について トピック削除
No.12028-TOPIC - 2023/12/22 (金) 10:38:21 - こうた
抗体の溶媒について質問がございます。

購入した抗体ですが、10000倍希釈でもWBに使えるそうなので、節約のため一部を取って希釈したストックを作ろうかと考えてます。
その抗体の溶媒が、1xPBS、1% BSA、20%グリセロール (Ph7)と書かれてました。
このような組成の溶媒を自作してストックを作ろうかと思うのですが、本当にこの組成だけで大丈夫なのか、あとPh7に拘る必要があるのか知りたいです。
すみませんが、宜しくお願いします。
 
- このトピックにメッセージを投稿する -



12件 ( 1 〜 12 )  前 | 次  1/ 1. /1


(無題) 削除/引用
No.12028-13 - 2023/12/23 (土) 03:52:10 - おお
>[Re:11] Uさんは書きました :
> Glycerolは終濃度20%だと凍るかもsれない。ふだんは終濃度40ないし50%で保存してる。
−20度冷凍庫保存なら20%で凍るのはそうだろうなと思います。

(無題) 削除/引用
No.12028-12 - 2023/12/22 (金) 23:38:07 - G25
凍るとしても凍害保護にはなる。

(無題) 削除/引用
No.12028-11 - 2023/12/22 (金) 23:01:50 - U
Glycerolは終濃度20%だと凍るかもsれない。ふだんは終濃度40ないし50%で保存してる。

(無題) 削除/引用
No.12028-10 - 2023/12/22 (金) 21:42:17 - G25
>BSAが入っていてグリセロールいるかなと言う気がする。グリセロールは輸送の時のice packと一緒に梱包する時の凍結防止なのかなぁと言う気もする。

フリーザで保存することを想定した希釈液なんでしょ。

(無題) 削除/引用
No.12028-9 - 2023/12/22 (金) 17:48:15 - G25
希釈の是非、悪影響の話は置いといて、

>ただ、希釈したストックを作ってもロスは変わらない
というのはどういう計算でしょうか。

1:10000だと1 uLで10 mLのworking solutionができるけど、一回あたり1 mLのworking solutionで十分という実験をルーチンにやっているというなら、1/10に希釈したストックを1 uLずつ使うことで10倍に使える、っていうシチュエーションもあるんじゃないかな?


昔は制限酵素なんかそうやって節約していたっけ。10-20 unit/uLで提供されるけど、1回あたり1 unitあればいい実験をルーチンにするようなとき。
Fermentasなどメーカーによっては酵素希釈用バッファーを提供してたり、あるいは希釈を行う場合のバッファー推奨組成を告知している(長期保存は推奨していないけど)。

(無題) 削除/引用
No.12028-7 - 2023/12/22 (金) 17:21:05 - おお
抗体が生理的な環境で存在するものですから、それに合わせたpHの緩衝液のPBSで十分で、さらにphを合わせるのは意味があると思えない。もしpHが7である必要があるならpH7の緩衝溶液を使うのが普通。

10分の1ぐらいで1000倍にするぐらいならそんなに影響はないだろうと思う。ただ断言して良いものかと言う躊躇いはある。気になる点はバクテリアが繁殖したりという事ですが、アザイドを入れておく手はあると思う。また、どちらかといえばTBSの方がTrisの若干の抗菌作用が期待でき、安心かもしれない。また、BSAはプロテアーゼフリーでないと徐々に活性が落ちてくるかもしれない。BSAが入っていてグリセロールいるかなと言う気がする。グリセロールは輸送の時のice packと一緒に梱包する時の凍結防止なのかなぁと言う気もする。

(無題) 削除/引用
No.12028-6 - 2023/12/22 (金) 16:19:27 - こうた
すみません、色々とご意見いただいて有難いです。
キャリアタンパク質を入れる理由は改めて勉強になりました。
Phも厳密に7に合わせる必要はないのですね。
そうですね、ロスするのには変わらないので本当に希釈液を自作で作るべきか、再度検討しようと思います。

(無題) 削除/引用
No.12028-5 - 2023/12/22 (金) 16:13:42 - あ
質問については、その組成で良いと思います。厳密にpH7にする必要はなく、7.4でもいいと思います。

ただ、希釈したストックを作ってもロスは変わらないと思うのですが必要ですか?

(無題) 削除/引用
No.12028-4 - 2023/12/22 (金) 15:35:53 - G25
>抗体に限らず、生物活性のあるタンパク質は濃度が低くなると急に不安定化して失活したり、吸着による無視できないロスが起きることがしばしばあります

そのために保存液、希釈液にはBSAなどのキャリアタンパク質を入れるわけです。挙げられている組成で1% BSAというのがそれですね。希釈したら何が何でも失活するというなら、酵素でも抗体でも製品として流通させることすらできません。

(無題) 削除/引用
No.12028-3 - 2023/12/22 (金) 15:03:06 - U
抗体に限らず、生物活性のあるタンパク質は濃度が低くなると急に不安定化して失活したり、吸着による無視できないロスが起きることがしばしばあります。なので特別な事情がなければ、それなりの高い濃度で保存した方がいいです。

(無題) 削除/引用
No.12028-2 - 2023/12/22 (金) 12:19:32 - qq
希釈10,000倍はウェスタンで確認した後、考えたほうが良いのではないかと思います。

抗体の保存液の自作について 削除/引用
No.12028-1 - 2023/12/22 (金) 10:38:21 - こうた
抗体の溶媒について質問がございます。

購入した抗体ですが、10000倍希釈でもWBに使えるそうなので、節約のため一部を取って希釈したストックを作ろうかと考えてます。
その抗体の溶媒が、1xPBS、1% BSA、20%グリセロール (Ph7)と書かれてました。
このような組成の溶媒を自作してストックを作ろうかと思うのですが、本当にこの組成だけで大丈夫なのか、あとPh7に拘る必要があるのか知りたいです。
すみませんが、宜しくお願いします。

12件 ( 1 〜 12 )  前 | 次  1/ 1. /1


パスワードを入力してチェックした記事を チェックした記事を

このトピックにメッセージを投稿する
名前 
メール   アドレス非公開
   タイトル 
本文      
設定  クッキーを保存(次回の入力の手間を省けます)
上に上げない(トピックの一覧で一番上に移動させません)
解決(問題が解決した際にチェックしてください)
暗証  半角英数字8-12文字の暗証番号を入れると、あとで削除、修正ができます。
送信 

〔使い方〕
  • 「アドレス非公開」をチェックすれば、自分のメールアドレスを公開しないで他の方からメールを受け取れます。
  • 問題が解決した際には、解決ボタンをチェックして解決した旨のコメントをつけてください。これは、初めにトピックを作った人と管理人のみが可能です。
  • 半角カタカナ、機種依存文字(全角ローマ数字、○の中の数字等)は文字化けの原因となりますので使わないでください。