アミロイドβ(1-42)(Ab(1-42)、4kDa)のオリゴマー化をblue native-PAGE(BN-PAGE)で検出したいと思っています。
いろいろ調べた挙句に下記のBuffer・gel組成になったのですが、native-PAGEの経験がなく、これで大丈夫かどうか不安です。
「ここがおかしいっ!!」という点があれば御指摘頂けないでしょうか?
特に、泳動バッファーのpH調整にHClを使用して大丈夫なのか不安です(Cl−イオンの添加)。
長文で申し訳ありませんが、どなたか御助言を宜しくお願い致します。
【Cathode buffer】下記組成をx10で調整予定です。
⇒50mM Tricine, 7.5mM Imidazol, 0.02% CBB-G250, ajust to pH7.0 by HCl
【Anode buffer】下記組成をx10で調整予定です。
⇒25mM Imidazol, ajust to pH7.0 by HCl
【Sample buffer】下記組成をx10で調整予定です。濃度の都合でGlycerolは2%にしました。ウェルにアプライするときに、多少でも比重を重くする目的です。
⇒50mM Imidazole(pH7.0), 50mM NaCl, 5mM 6-aminohexanoic acid, 0.5% CBB-G250, 0.1% Digitonin, 2% glycerol
【Gel】ゲルはSDS-PAGE用の組成からSDSを除いたものになります。最初は20%の固定ゲルで検討して、上手くいかなかったらプレキャストのグラジエントゲルを購入しようと思っています。
⇒Separation gel buffer : 1.5M Tris-HCl pH8.8
⇒Stacking gel buffer : 0.5M Tris-HCl ph6.8
⇒30% Acrylamide/Bis (30:0.8) |
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