Trizolの処理時間は、組織からの抽出の際には15分ぐらいは置くので、
プレート底全面にかかっているなら、細胞でもそのぐらい置いても大丈夫と考えています。
節約したいときは、少なくとも底面積の70%ぐらいはかかっているようにして、手で揺すりながら、チップで引っ掻きます。
プレートの数が多くて、人手が足りないときは、時間などは結構 ばらついても気にしないことにしています。
シェーカーやボルテックスの時間も、1分前後にしていますが、ばらついても気にしないことにしています。
ちなみに、RNAの収量に影響するのは、チューブ等への吸着ロスと、アルコール沈殿の沈殿物の量です。低吸着グレードのチップやマイクロチューブ、ニッポンジーン社のエタチンメイトの使用をしています。 |
|