ラットの保定法に関してはアドバイスが出ているようなのでそれ以外で。
大学なんかでは意外とやっていないところが多いのですが、入荷して使用するまでにどれだけラットを「馴れ」させたかが意外と重要です。
(入荷してすぐ実験に使用するなんて論外ですね)
毎日1回1分ほどでいいので、ラットに保定の訓練をしてあげてください。
これだけでだいぶ違います。実験者もラットに馴れることが出来ますし。
最初は動物実験施設を管理している職員やラットの扱いに慣れている方についていてもらうのが理想ですが。
投与液の溶媒については、CMC-Na懸濁液はよく使用されます。CMC-Naの濃度はだいたい0.5〜2%くらいでしょうか。粘性があるので、投与しやすい濃度を選択して下さい。
その他、コーンオイルなんかの食用油なども脂溶性の溶媒には使われますが、脂質の影響が気になるのであれば、CMC-Na懸濁液が無難かと。 |
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