継代した回数を記録することに科学的な意味はあまりないとわたしは思います。たとえば、使用するDishのサイズもひとによりまちまちですし、1:1の比率で継代した人の1回継代した人のいうP1と1:4の比率で継代したひとのP1とでは、同じP1でも細胞が経験する分裂回数は違うわけですし、P1,P2----といわれても研究者間で共有できるような一般性のある情報ではないように思います。あくまでも細胞がこれまでに何回くらい分裂したかの目安が大切なので、継代の記録をしたいならば、継代ルールを決めて初代培養の際に必ず行うようなPDLsで記録したほうがよいのではないでしょうか。あと株細胞ならば、そもそも入手するまでに何回分裂してるかわからないですね。 |
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