レスがつかないようなので、別のコラーゲンやゼラチンでコートしたときの経験談だけします。
まずメーカーの推奨するプロトコルで実施しているならば、心配しなくて良いと考えています。
次にコートの有無による違いの確認ですが、接着性細胞を培養してみて、倒立顕微鏡の高倍率レンズで形態を比較すれば良いです。
コート無しで細胞が接着していたとしても、あくまでZ軸方向に奥行きの無い形になり、XY方向に広がって見えます。
コート有りで細胞が接着すると、Z軸方向に奥行きがありXY方向が短いように見えるのはもちろん、コートが厚い場合には、細胞ごとにZ軸上の異なる位置に見えます。顕微鏡のステージを微動させながら、高倍率の接眼レンズを覗くと(あるいはモニターに表示すると)、わかりやすいです。たとえていうと、泥沼に深く沈んだ細胞や浅く沈んだ細胞のように見えます。 |
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