いつもお世話になっています。
このたびいつものように今までに何度もこなしてきたDNAスピンカラム精製をしたのですが、いつもと違う状況に出くわしてしまい困っています。
DNAはプラスミドで、pUC19に2600bpほどのインサートを入れたものです。
このDNAを制限酵素(HindIII)でシングルカットして、線状化されたDNAを精製するという実験です。
これまでは同じDNAで同じ実験をして目的の大きさのDNAを得れていたのですが、今回精製後の電気泳動の結果バンドが目的の大きさと目的の大きさでないところにもバンドが出てしまいました。
その上目的の大きさのDNA量は以前に比べ感覚的にですが少なく感じ、DNAがカラム精製中に変性でもしたのかとおもっています。
そこで質問なのですが、
カラム精製中にDNAが変性するということはありえるのでしょうか?
だとしたらどうして以前はうまく精製できたのに今回だけこのような状況になったのでしょうか?
また別の原因が考えられるとしたら何が原因なのでしょうか?
ほしいサンプルはシングルバンドのきれいな線状化されたDNAで、今のサンプルをそのまま使うわけにはいきません。
質問に答えていただけたら幸いです。よろしくお願いいたします。 |
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