あなたの客観的な実力はいかほどでしょうか。
どのくらいを想定して二流と言っているかわかりませんが、旧帝大を1流、旧制6医大を2流とするなら(両者を同じ「一流」とくくれる訳はないので)、昨今は2流でも PI になるのに Nature、Cell、Science クラスか、それらの姉妹誌なら複数ないと戦えない場合があります。女性なら姉妹誌で勝負できますが。
かたや共用実験施設の准教授は、仕事には雑用が入ってきますが、逆に言えばコラボで論文数は激増できます。しかも仕事が聞き操作ならルーチンワークのバイトです。将来3流大学の教授になるとき論文数は不可欠です。また、一流大学の共用施設でのコラボなら良いジャーナルに出せるでしょう。論文の数さえあれば科研費でも基盤Bまでなら楽勝で取れるでしょう。実際にファースト、コレスポなくても、共同研究で名前が入っている論文がたくさんある人は結構Bは普通に通っているのを見ます。(ただし当然申請書のネタ次第)
もし名前があまり知られていない大学を二流と想定しているなら断然共用施設PIです。理由は上に加えて、そんな二流のところじゃコンフォーカルさえ学部に1台程度の可能性もあるし、学生のレベルは低いし、科研費基盤Cもたまに落選するレベルの研究人生になると思います。 |
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