字数制限とか、フォーマット”きっちり”守ってなければ投稿した段階で即リジェクトされるかと言われるとそうでない論文が多いと思いますが、論文の査読が進んでマイナーリビジョンでアクセプトなどに近づいてきた時に字数制限とかフォーマットが外れてると修正しろって言われる場合はあります。
ただ、明らかに大きく逸脱してると流石に受け付けてくれないとか、そもそもネットで投稿する時のシステムが受け付けてくれないってことはあるので、その場合に修正する必要はあるともいます。
統計処理の仕方とか、グラフの作り方、画像の解像度とか一見すると明確とまで言えないものだとレビューの段階で指摘されたりすることもあると思いますが、違う雑誌に投稿したものをリジェクトされて別の雑誌に変えて出すという作業をしてるとどうしても個々のフォーマットに従って厳格な字数やレファレンス数を最初から揃えていくってのは許容するって感じの部分もあると思います。内容に見込みがないかもわからない段階で修正しろって突きつけるのはかわいそうとか、いちいち全ての論文について可能性がない段階でフォーマットチェックまでしてたら追いつかないから通る可能性が出てきた段階で厳格にやるので最初はいいって考えなんだと思います。
アブストの字数制限が150wordsなのに200wordsはやりすぎでも160wordsぐらいなら誤差と思ってくれるのかもしれません。多少無視しても通してくれるってわけではないので、通す気で出すなら最初からきっちり仕上げた方がいいです。 |
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