肝がん由来細胞株のHepG2細胞を用いてレンチウイルスで遺伝子導入した細胞をFACSでクローニングしようとしています。現在、FACSによる96-wellプレート内への単離までは終わっており、培地中でシングルセルが増えてくるのを培地交換しながら10日ほど待っているのですが分裂してくる様子がみえません。
以前に別の細胞株で同様の方法で組み換え細胞を単離した際にはもっと早くに細胞の増殖がみられ、植え替えによって多くのストックをつくることができたため、遺伝子導入から細胞の回収、FACSによる単離までの手順に問題はなさそうです。
お伺いしたいのは、HepG2に単一細胞からの増殖が遅いなどの特性が知られているか、加えて、HepG2を用いたこのようなクローニングからの細胞増殖を促すコツ、使っている培地など情報提供いただけるとありがたいです。
よろしくお願いします。 |
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