大腸菌を用いたタンパク質異種発現に取り組んでおります。
pETシステムを用いており、pET43.1aを使用した際、空ベクターでNusタンパク質のみを発現させた場合、その精製は可能でしょうか。厳密にはNusのC末端側にHisタグを含めて余分なアミノ酸配列がかなり存在していますが。
また、目的遺伝子をNusの下流に挿入し、SDS-PAGEで見た所、発現自体は確認できましたが、Hisタグ精製できずに困っております。もしかしたら、Nusと目的タンパクの間のHisタグが存在している (使用した制限酵素サイトはEcoR1/Xho1) ので、Hisタグがリンカー配列などで埋もれてしまい精製できなかった可能性を考慮しております。
NusのN末端側にもHisタグを付加してみる (pET44aのようなコンストラクトにする) ことを検討しておりますが、このほかに何か解決策がございましたら、ご教授いただけると幸いです。 |
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