お世話になります。最近、ようやくFACSのソーティングを開始し始めたものになります。基本的な質問過ぎて不快になられるかたがいたら申し訳ありません。
現在T細胞をサイトカイン刺激して培養、それをFACSにて回収してきております。表面のみの染色では目的ポピュレーションは1万個ほどの回収で、RNA抽出(nanodropで2ng/ul程度)しRT-PCRがなんとかできています。ただサイトカインの遺伝子が思ったほど高くありませんでした。
そこで今回、固定/透過処理して細胞内染色で目的のサイトカイン産生細胞をとってきました。同細胞数でRNA抽出はnanodrop 3.8ng.ul程度でした。上記より時間がかかるのでon iceにしたり、表面のみのときは5mlラウンドチューブで回収していたのを1.5mltubeに直接回収したり(回収の培地は培養液ですが)、RNA抽出はカラムkitを使用していたのを、tryzol+カラム法に切り替えるなどしました。上記のようにnanodropでもある程度高いし、今度こそは、と思ってPCRを回してみたところ全くハウスキーピング含めcDNAの増幅がありませんでした。試薬等は問題ないこと、確認しております。
あとはtryzol+カラム法の手技か、固定/透過処理の影響かというところです。
固定/透過処理した細胞も、RNA抽出し、PCR行うこと可能でしょうか。ご存じ、またはご経験のあられる方いらっしゃればお返事いただければ幸いです。 |
|