> 作ったゲルは正常なのに泳動後にゲル内に泡が産まれてて
泳動自体はさほど問題なかったけど撮影に泡の痕が映って
絵的に汚かったことはあった
これは典型的な不手際で、アガロース溶液を攪拌して空気を抱き込んだ状態、つまりdegasされていない状態でcastしたということ。
アガロースを溶かすために加熱してる間にdegasされるけど、溶かすために強く攪拌すると空気を抱き込む。激しく攪拌しないとか、攪拌は十分に熱いうちだけにするとか、攪拌した後、60度くらいの温浴中でしばらく放置するとか,空気の溶け込みを抑える配慮をすれば防げることです。
泳動槽の問題じゃなくたまたまそういうゲルに当たったからでしょう。
泳動槽のせいで過熱するとか考えにくいし、アルカリアガロースのように高熱を発する泳動でもちゃんと作れば気泡は生じません。
ちなみに、泳動ゲルだけでなく気泡の発生は寒天培地でも同じ原因で起こります。 |
|