>[Re:1] おおさんは書きました :
> 独自色を出してか、ライセンス的な制限なのか、最近いろんなメーカーが制限酵素とか分子生物学用試薬類などにDNA Loading bufferをつけてくれるけど、含まれている色素が違ったりして何がどこまで流れたのか感覚的にわからなくなりませんか?
基本的に青色部分(BPBおよびXC)の部分は変わってなかったかと(入れるかどうかは別として)。最速で流れる部分の色を、日本ジーンがOrange G、NEBがたぶんCresol Red、他のメーカーの赤い色はPhenol Redだと思います、想定サイズは大体BPBの1/10程度(BPBが500なら50 bpくらい)だと思ってます。また日本ジーンのOrange G系のやつとNEBはGlycerolではなくFicoll 400(たぶんfinal 2.5%)で作ってるので、スマイリングが起きにくい(同様なものとしてsucroseの物も、たしかmolecular cloningにあったような)。あと、NEBの酵素に添付されているのは基本的にSDSが含まれています(のでDNA bindingを見たいときは避ける)。
最近カメラの精度が上がったからなのか、EtBr-UV検出で色素部分が陰になる(BPBやXCの部分)のが気にくわない人が居るみたいで、BPBやXCを抜いた物が多いようです。陰になっていても、DNA量の推定には問題ないと思うし、その色素がDNA回収に影響を与えることは無いんですけど。。ちなみに蛍光検出ではこれら色素は陰にはならないです。 |
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