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マイクロアレイ解析データの活用方法を教えてください。 トピック削除
No.11613-TOPIC - 2023/07/14 (金) 18:35:41 - マイクロさん
はじめまして
最近初めてマイクロアレイをした学生です。

私は皮膚の細胞と免疫細胞についてマイクロアレイ解析を今回しました。
この2種の細胞を共培養することで生じる細胞間相互作用を遺伝子的に調べたくて実施しました。

問題点は、マイクロアレイのデータは膨大なのでどのようにDEGをピックアップして、相関があるということを証明すればよいのか、という点です。

一応、pvalue<0.001、Fold change>2、-2<とフィルターをかけてピックアップを試みました。
これにより300くらいのDEGから50〜100個まで絞り込めましたが、皮膚の細胞で変動した遺伝子と免疫細胞で変動した遺伝子の関連があるもの同士がこのフィルターに引っかかってくれているのかどうかが怪しいと感じています。

今回の目的のように、2種の細胞間の相互作用を明らかにしたい場合はどのようにマイクロアレイ解析データをつかえばいのか、ご助言いただけますと大変ありがたいです。
どうかよろしくお願いいたします!
 
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(無題) 削除/引用
No.11613-5 - 2023/07/29 (土) 04:29:06 - おお
>より生体に近じい状況になっているのではないか?
それなら生体で起こりうる変化を参照しながらそういう遺伝子を見ればいいのでは?

前に書いたけどGOtermやPathwayのカテゴリーは確認したの?

(無題) 削除/引用
No.11613-4 - 2023/07/28 (金) 16:43:24 - マイクロさん
おお様
ご回答くださってありがとうございます!

>>共培養して、皮膚の細胞と血球系(免疫系)細胞をそこから分けてそれぞれRNAをマイクロアレーにかけたのですか?
→はいそうです。

>>発現量の差は何と何を比べたのでしょうか?共培養する前と後ですか?
→そうです。

@単培養・表皮細胞vs共培養・表皮細胞
A単培養・免疫細胞vs共培養・免疫細胞

@とAで出てきたDEG同士に何かしらの関連性があって、細胞間相互作用があるということが示せたらいいです。

実験デザインが分かりづらくて申し訳ございません。
これまで免疫細胞単体で培養して試験➡表皮細胞との共培養した免疫細胞では試験の反応が高まりました。
そこで表皮細胞との相互作用でより生体に近じい状況になっているのではないか?ということをマイクロアレイ解析データをもとに明らかにできればと考えた次第です。


あの様
ご回答くださりありがとうございます!

>>受容体のリストを作る、あるいは受容体の下流のタンパクのリストを作る
ホルモン等の分泌タンパクのリスト、あるいはホルモン等の合成酵素を作る
これらを比較して様々な仮説を立ててみる。

→ありがとうございます!いくつかグループ分けしてリストにしてみて比較してみます!

(無題) 削除/引用
No.11613-3 - 2023/07/15 (土) 20:52:50 - あの
実験デザインが良くわかりませんので、不足情報を適当に
自分の脳内で補足して、自分ならどうするか想像すると次です:

受容体のリストを作る、あるいは受容体の下流のタンパクのリストを作る

ホルモン等の分泌タンパクのリスト、あるいはホルモン等の合成酵素を作る

これらを比較して様々な仮説を立ててみる。


いずれにせよ、その実験は、あくまで最初のステップです。

(無題) 削除/引用
No.11613-2 - 2023/07/15 (土) 04:32:20 - おお
実験のデザインがよくわかりませんが、、、
共培養して、皮膚の細胞と血球系(免疫系)細胞をそこから分けてそれぞれRNAをマイクロアレーにかけたのですか?

で、発現量の差は何と何を比べたのでしょうか?共培養する前と後ですか?

この場合変化があるならそれは共培養によって変動したわけですから、それらは両者の細胞の相互作用で変化した、関連遺伝子です(あなたが関係ないと思っていたとしても)。間接的なものも含みますけど。

実験のデザインが分からないので書くとややこしくなるかもしれませんが、とりあえずEnrichmentの解析をしてGoTermやKEGG Pathwayなど優位さがなくとも関連しているワードやSignaling Pathwayを探すのはありだと思います。その関連した遺伝子が動いているのだから、細胞が相互作用よる結果だろうという主張はできます。

マイクロアレイ解析データの活用方法を教えてください。 削除/引用
No.11613-1 - 2023/07/14 (金) 18:35:41 - マイクロさん
はじめまして
最近初めてマイクロアレイをした学生です。

私は皮膚の細胞と免疫細胞についてマイクロアレイ解析を今回しました。
この2種の細胞を共培養することで生じる細胞間相互作用を遺伝子的に調べたくて実施しました。

問題点は、マイクロアレイのデータは膨大なのでどのようにDEGをピックアップして、相関があるということを証明すればよいのか、という点です。

一応、pvalue<0.001、Fold change>2、-2<とフィルターをかけてピックアップを試みました。
これにより300くらいのDEGから50〜100個まで絞り込めましたが、皮膚の細胞で変動した遺伝子と免疫細胞で変動した遺伝子の関連があるもの同士がこのフィルターに引っかかってくれているのかどうかが怪しいと感じています。

今回の目的のように、2種の細胞間の相互作用を明らかにしたい場合はどのようにマイクロアレイ解析データをつかえばいのか、ご助言いただけますと大変ありがたいです。
どうかよろしくお願いいたします!

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