400nmの波長の光で核酸が損傷される可能性は否定しませんが、核酸は可視光を吸収しないので通常は問題視されていないと思われます。
タンパク質も同様の考え方により400nmでの損傷は問題視されていないと思われます。なおロドプシンのように色素を持つ一部のタンパク質の場合は、可視光を吸収することによって(色素の分解や変化によって)タンパク質側が構造変化することは知られていますが、これをロドプシン・タンパク質の「損傷」とは呼ばないでしょう。ヘモグロビンも400nmを吸収しますが、それによってヘモグロビンタンパク質が損傷されるという話は寡聞にして存じません。
ただし、特殊な条件、たとえばなんらかの光感受性化合物が存在するならば、この限りではありません。 |
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