>[Re:6] あるさんは書きました :
> 前後の配列やプロダクトの長さなど、諸々の条件もありそうですが、例えば片側プライマーが同じで、もう片側の 3末の一塩基だけ異なる場合は増幅効率はどの程度落ちそうでしょうか。
AFLP(Amplified Fragment Length Polymorphism)と言う技法がありまして、この時にprimerの3末2塩基だけが違うprimerで、256 set[(4*4)*(4*4)]のPCRを行ったことがありますが、基本設定(同一配列部分のTm)さえできていれば、片側1塩基の違いでもキチンとDNA配列の区別できることが解っていますので、primer設計とサイクルのアニーリング温度の設定の問題だけだと思います。PCRが走る程度まで、primer濃度を下げた記憶はありますが、どのくらいだったかまでは、もうすでに記録が手元に無いので覚えていません。
> 当方は論文化などは考えておらず、興味本位で質問させていただいています。
いや、できるなら、しちゃってくださいw
AFLPが沢山使われていたのはもう20年くらい前で、たぶん知っている研究者は知っているけど、知らない研究者は全く知らないので、逆にselective-PCRやAFLPは新鮮かもしれません。 |
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