大学によって対応はかなり違うと思います。医歯薬看医療技術系の国家資格等の取得を前提とした学部ならば、国試もあるので必要なことは系統的に満遍なく教える感じになりますので、過去の国試とかもみて講義準備する必要があるかもしれません。1年目だけはスライド作成でとても大変ですが、2年目からは楽になります。
理とか農とかそういうかんじでない学部の場合は、自分の専門(ていうか自分の研究)のところが80%(自分の研究が有名雑誌に載ったときの苦労話とか、よその偉い先生にほめられた話とかが多く、要は自分の研究はいかにすごいかという自慢話なのですが), それ以外は20%くらいとか、本を指定してあとは自分で勉強しておくようにとかもあります。学生もそれを承知で聞いてるので、表面的には先生スゲーみたいなフリだけしておいて、はなから講義はあてにせず自分で本買って勉強してます。
毎回、さまざまな自分の知り合いの研究者を入れ替わり立ち替わり呼んできて、自分のかわりにいましている研究のはなしをしてもらって(相手が大学生ということでその際、基本的な事柄も説明するのでそれが一応講義に相当することになる)、自分自身は講義せず学生と一緒に聞いてる、えらいセンセもいました。偉いというより単に昔から研究の世界にいるのでいろんな分野にたくさん知り合いいるみたいです。
学生数人でグループにしてそれぞれにテーマを割り振って勉強と発表準備させて、毎回研究発表形式で学生同士で講義と質疑応答させ、最後10分くらいで補足的に話したりコメントしたりするみたいな感じの先生もいました。あまり、大学の講義というのはこうするもの、みたいに画一的に考えず、いろいろオリジナルに工夫されてみたらどうでしょうか。学生さんも90分一方的に淡々と話を聞くのは苦痛だと思うし。 |
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