お返事いただきましてありがとうございます。
導入したいベクターは相同組換え用のターゲティングベクターでベクターバックボーンを除いたホモロジーアームと挿入配列+HSV-TKで6.5キロくらいはあります。
小さめのベクターで導入効率が良くなっても、目的の大きさの核酸が入らないといけないので、大きいベクターで効率検討していました。
ベクターバックボーンを切れるだけ切って小さくして試してみようと思います。
Cas9+sgRNA発現ベクターも一緒に入れようとしていましたが、こちらは合成sgRNA+Cas9タンパクに置き換え可能です。
プラスミド中に入って来るエンドトキシンは測定していませんでした。
習慣的に細胞にトランスフェクションするプラスミドはカラム通す前にTriton-x114処理はしてますが、ちゃんと除けているかどうかは測ってませんでした。
現状Neon以外のパルサーが手元になく、Amaxaを気軽に借りられるアテもないのでNeonが使えるものなら使いたいと思っています。
siRNAの導入はスクランブル配列に蛍光付けたものを入れてFACSで確認し、また標的遺伝子のノックダウン効率を確認しています。
標的遺伝子のノックダウン用siRNAではqPCR、ウエスタンブロットともに80-90%くらいのノックダウン効果が見られているので、最低でも80%以上の細胞には導入されているものと考えています。
ベクターをエレポで入れた際に99%以上の細胞が死にますが、生き残ったわずかな細胞にはベクターは入っています。
この生き残った僅かな細胞を増やして使おうとも思ったのですが、細胞がほとんど死ぬような条件では生き残りの細胞も瀕死という感じでなかなか増えてくれません。 |
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