nickが入ってOCになった説が有力だと思います。cccとOCではちょうど移動度が二倍くらい違います。
「3つのうち一つだけnickが入るのは考えづらいからその可能性は低い」とは思いません。
OCかどうかは制限酵素で一箇所切って泳動してみればすぐわかるでしょ。シークエンスする前にまずやるべきことだと思います。ほかの2つのプラスミドと同じサイズになるんじゃないかな。
プラスミドが二分子分、連結された二量体であるという可能性も無きにしもあらず。one-cutしたら単量体と同じバンドになるので区別つきません。しかし、移動度は線形DNAのサイズマーカーで比較すると二倍までにはならなi\いはず(cccではサイズが大きくなった時の移動度の低下は線形DNAより小さい,バンド間隔が狭い)。
二量体でもカテナンだと移動度はOCなみに小さくなると思いますけど。
そのプラスミドで再び大腸菌を形質転換し、プラスミドを精製してみてください(これもシークエンスより前にすぐにでも試すことだと思う)。それで泳動してみて単量体の移動度であれば、nickingしてOCになったものを見ていたということになります。それでもサイズが大きくでるなら、実際に二量体(コンカテマーあるいはカテナン)なのかもしれない。
ちなみにnickが入っていても宿主細胞内で修復されるので遺伝子発現は起こるでしょう。 |
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