>[Re:5] ktさんは書きました :
> すいません。
> 強制発現云々の話ではなくて、1−2か月の継代の段階で、細胞の性質が変わってしまうと
なんらかは変わっているでしょうね。
>そもそも、何を見ているかわからなくなるのではということを言いたかったです。
そうともかぎりませんよ。
> stableはラボでストックされているもので、これは間違いがないものとして、進めても問題ないですかね。
それぞれの研究においてそうであるかよく考えて決めるのが研究者の仕事です。そもそもラボでストックされていると言うことなら、その細胞で実験したデーターもあり、発現させたタンパクの影響をみた実験もしているのでは?ならばそのデーターから今回のあなたの実験に適しているかの判断材料にもなるはずです。
また、安定導入株を使った論文はよく見かけられます。それらの論文は安定導入株だから何をみているかわからず、意味がない実験なのですか?
仮に、じゃあ一過性でやりますか?一過性発現にもデメリットがあり、そのデメリットだけを見て何を見ているかわからないとも指摘ができるわけで、そんなこんなで実験出来る系はないと結論出したりしませんよね。
>
> "その時点の真実"が科学の普遍的な真実とは限らないですよね。
それはどんな実験でもそう言う可能性を持っている。だから論文でも結果について書くときは示した実験においてを重点的に書く。その結果をもとにした普遍性について触れるときはdiscussion という形になるし、その中で矛盾しているでーたーが発表せれているならば、その解釈を書き加えなければならないし、自身の解釈がどの程度他の発表されたデーターと相補的かなどを議論を展開するのが普通でしょう。 |
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