集菌したときに沈殿の量はどうでしたか。バラつきありませんでしたか。
もしプラスミドの収量に倍近いばらつきがあったなら、菌体量が最初から違っていた、つまり培養が均質でなかったと思います。
もし、菌体量にバラつきがなかったとしたら、同一クローンなのに細胞あたりのコピー数がそんなにばらつくはずもなく、おそらく抽出操作の手ブレみたいなものじゃないかな。
経験上、同じ宿主ベクター系ならクローンが違っても収量(プラスミド重量換算)はかなりコンスタントなんですけど(インサートサイズが違っても重量で見ると同じくらい取れてるので、大きいプラスミドは実はコピー数が少なくなっているのかもしれないけど)。
あと定量が正しいかどうかの問題もある。吸光度では干渉要因がいろいろあるので、サンプル毎に多め少なめの見積もりになることはありがち。
電気泳動像でみてバンド強度もそのようにばらついているだろうか。 |
|