>おお様 asanさま RRR様でご意見が異なるように拝見しましたが
私の記載が悪く混乱させており失礼しました。
他の方がどのような根拠で回答しているのかはコメント控えますが、単純にあなたの主張として、「トータルタンパクがそろっており,リン酸化タンパクが上昇するのが理想的かと思いますが,
上記のようにトータルが低下しリン酸化が不変でもシグナル活性といっていいものでしょうか?」
ということを直接考えると、「WBで見るべき全体に対するリン酸化を含む分子の総量は変わってないのだから絶対量的には機能的分子の量は変わらないのではないか?」というだけの話です。そもそも、リン酸化フォームの量比自体に意味があるのか、絶対量にいみがあるのか、はたまな(局在などの議論)に着眼点があるのかはあなたの考える結果次第なのでそれでなっとくのいく仮説がたつならそう説明できれば不可ではありません。ただ、自分の経験上リン酸化抗体のみでほぼ不変でトータルWBで明確に減少するようなケースはほぼないし、リン酸化バンドがdegronになってるならリン酸化の遷移状態は不安定なのでsubtrate trappingでもしない限り綺麗に蓄積することもないと思います。また、通常のトータルWBと称する抗体はリン酸化フォームも検出するので、抗体の特異性や、定量の仕方のアーティファクトでない可能性はないか、といったまでです。
あなたや世間でどのような”可能性”があるにせよ、仮にそれで”リン酸化バンドが増加した”とするのは(自分のような)レビューにあたったら指摘される可能性があるのでそれに準備する必要があるという話です。もちろん、納得できる説明ができるならばそれが真実なのでいいと思います。正解不正解の話ではありません。
一般的にリン酸化/トータル(リン酸化タンパク質)の比をとるのはそのタンパク質そのものの量が不変か大きく変わってないことを前提に活性を評価するからだと思います。一方で、気質タンパク質そのものの量が大きく変わった場合は、「リン酸化が増えた」のではなくて直接的には「基質タンパク質が減った」からであって、シンプルによってリン酸化が増えた、とするのはクレームがつく可能性は大いにあると思います。 |
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