Bio Technical フォーラム

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生物実験方法と試薬調整法について トピック削除
No.11397-TOPIC - 2023/04/23 (日) 21:27:46 - なすび
みなさんは、新しい実験に取り組んだり作ったことのない試薬を作る際にどのような本を読んでいますか?
ポケットマニュアルといった本もあるようですがどうなのでしょうか?何がおすすめの本はありますか?
 
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No.11397-10 - 2023/04/27 (木) 15:10:23 - G25
経験上、あるいは学生さんがつまづきやすかった、
組成見ただけではたぶん調製するのが難しい試薬
勝手にtop 10!!

O.5 M EDTA (pH 8.0) stock soln
3 M NaOAc (pH ~5) EtOH ppt用
5 M KOAc buffer (pH ~5) Alkali SDS plasmid prep 用
PFA stock soln (40%, 20%など)
ATP stock soln (0.1 Mなど)
TAE buff, 50X stock ちょうど今、他のトピにもでてる。
M9 plate 大腸菌最小培地
Tris buff/TE-sat phenol 最近、他のトピにでてた。
RNase A stock soln
各種組織染色液

まあ、このなかの多くは今では自作せずに調製済みのものを購入したり、そもそもあまり出番がなくなったものなのかもしれない。

(無題) 削除/引用
No.11397-8 - 2023/04/24 (月) 17:03:11 - dcftgyh
論文などの資料で組成を見て、秤って溶かすだけで済むことがほとんどなので、あえて本でしらべることはほとんどないです。ただ生理活性のある化合物とかでは、溶媒とか溶解度とかについて添付の説明書などで確認します。また例外的ですがPBS(Ca, Mg+)みたいに溶かす順番によっては溶けなくなるものもあるので、そういうのは気をつけてます。
ポケットマニュアルは、モル濃度の計算とかする手間が省けるということで使う人はいるのかもしれません。日常的に実験してる人はあまり必要ないのではないかと思います。

(無題) 削除/引用
No.11397-7 - 2023/04/24 (月) 16:08:13 - バチラス
私は初めて使う試薬については、必ず最初にMerck Indexをチェックします。多数の化合物について基本的な物性や取扱い注意点が記載されており、重宝しています。もちろんMerck Indexに加えて、論文やその他の書籍など参考になるものがあればそれらも参考にします。

(無題) 削除/引用
No.11397-6 - 2023/04/24 (月) 14:57:03 - おお
実験で使う溶液によっては用事調製とか、凍結しないほうがいいとか、溶かすのにちょっとしたコツがいるとかあり、溶液の作り方も実験毎に注意点が違う可能性もあるので、なるべくあなたがやろうとしている実験を示しているprotocolや論文を参考にするのがいいです。勿論一般化された方法もありあまり細かく掘り起こす必要もないものもありますが、そう言うのは、前の解答で示したプロトコール集を見ればいいでしょう。
ただ、やり方だけではなく、特性とか原理など把握しておいたほうがいいので、隅から隅まで読んでおくことをおすすめします。

(無題) 削除/引用
No.11397-5 - 2023/04/24 (月) 12:36:14 - G25
分子生物学なら基礎、総論から、かなりの範囲の応用、各論をカバーしているMolecular Cloningはバイブル、必携。もちろん手に届くところに常備されますよね。

試薬調製も終濃度の組成だけ見ても、手順や作法を知らなければ作れないものってザラにありますから。試薬を溶かす順番とか、滅菌、不活性化の方法とか(オートクレーブ、フィルター、薬剤処理、滅菌の必要なし etc.)、危険性、廃棄の方法などの注意点とか。Molecular Cloningをみれば、この業界で使う試薬のほとんどの調製方法が載っています。
Molecular Cloningのいいところはレシピ、プロトコールの列挙ではなく、
歴史、背景、原理、理論なども豊富な参照文献とともに載せているところ。
そういうことを踏まえていると、トララブルシュートや応用や工夫する力になる。

特定の分野ごとの各論的なプロトコールなら、
CSH protocolsやCurrent protocolsの当該分野版が役に立つでしょう。
https://cshprotocols.cshlp.org/
https://currentprotocols.onlinelibrary.wiley.com/

(無題) 削除/引用
No.11397-4 - 2023/04/24 (月) 09:11:41 - おお
その方法をPublishしたオリジナルの論文。
Methods IN Enzymology
Nature protocol
molecular cloning
current protocol
CSH protocols

(無題) 削除/引用
No.11397-3 - 2023/04/24 (月) 04:01:58 - あの
初心者には、羊土社の次とか一読するのはオススメできますが

  ISBN-10 ‏ : ‎ 4758120498

ある程度 経験積めば、独り言さんと同様になります。

4月なので、トピ主さんの様な方も多いのでしょう。
無茶苦茶に高価な本ではないので、購入の是非は、御自身の環境に合わせて、判断を。

(無題) 削除/引用
No.11397-2 - 2023/04/24 (月) 01:13:32 - 独り言
試薬作成するのに、マニュアル本なんて必要ないでしょう。

濃度の計算方法さえ分かっていれば、
論文で組成調べたり、目的化合物の溶媒は試薬メーカーのホームページから調べてば、作れない試薬なんてないです。


ポケットマニュアルという本は、どのような人が必要としているのか逆に知りたい。自分で文献を調べられる人なら、必要ないし、自分で調べる力を身に着けることが、長い目で考えたらとても重要。

生物実験方法と試薬調整法について 削除/引用
No.11397-1 - 2023/04/23 (日) 21:27:46 - なすび
みなさんは、新しい実験に取り組んだり作ったことのない試薬を作る際にどのような本を読んでいますか?
ポケットマニュアルといった本もあるようですがどうなのでしょうか?何がおすすめの本はありますか?

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