1%程度のTriton X-100, Nonidet-P40などの界面活性剤、あるいは適当な濃度の尿素を含んだバッファーで適当な回数、再懸濁、再沈殿する。
尿素は高濃度(8 Mなど)で封入体の可溶化に使われますが低濃度(例えば1 M)で、封入体を溶かさずに洗浄するのに使うこともできます(予備実験で効果的な濃度を決めるておくとなお良い)。
詳しくは成書を当たってください(ちなみに私のネタもとはMolecular Cloning 3rd ed. とAntibodies)。
不溶画分には封入体とは別の不溶性タンパクや膜といっしょに落ちて来る膜タンパク質などが混じっていて、そういうのを洗い落とすのでしょう。 |
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