FCM用の直接標識抗体の多くはモノクロでしょうから、元のモノクロ抗体がIFに使用されているのかクローンIDで調べてみれば抗体が使えるかどうか(非特異とか固定とかの問題とかに関して)は確認できるでしょう。他メーカーも含めて非標識抗体が販売されていなければご自身で試してみるしかありません。
FITCは昔はIFによく使われていました。今は蛍光強度が高く退色しにくい色素が使われることが多いですが、極端にシグナルが弱いわけでなければ大丈夫でしょう。
PE、Cy5単独の色素はIFに使用したことがありますが、タンデムはわかりません。顕微鏡のフィルターが対応していれば大丈夫だと思います。共焦点なら励起レーザーと検出波長は任意に選択できるでしょうから使える可能性は高いでしょう。FCMで使う色素は退色が早いものもありますので、その点には気をつける必要があります。
検出できなかった場合にその原因が標識の問題なのであれば、通常のIFと同じように蛍光標識二次抗体を使用すれば良いです。あるいはanti-FITC抗体などもあるので蛍光標識anti-FITCを使うとかも可能です。 |
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