Nativeではやりません。Urea-denaturedでやるのがスタンダードでしょう。
一本鎖オリゴDNAは二次構造をとるのでnativeでは鎖長に応じてきれいに分離しません。Urea-denaturedでやれば1 ntの分解能で分離できます。なんてったってシークエンス解析はUrea-denatured PAGEで 1 nt違いのssDNA鎖を分離してるんですから。
「page oligonucleotide purification」で検索したらネット上にもプロトコールがいろいろ見つかりましたよ(主としてオリゴDNAの精製のためにやられることが多いので検索語に"purifiation"を加えた)。
むかし精製のために通常グレードの合成オリゴDNAを泳動してみたときの経験では、一番高分子側に完全長のバンドが濃く見えるほかに、それより小さいサイズのバンドが一、二本見えたものです(完全長に近いほうは結構濃く)。
なお、EtBrなどで染色して見るんじゃなくて、260 mm付近(核酸のAmax) UVをあてたときに、光吸収のため核酸があるところが黒く見えるという方法で観察します。今なら良いssDNA染色剤があるかもしれないですけど。 |
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