ペリプラズムに可溶性の状態であったタンパク質は可溶性画分に入るでしょう。
しかし、ペリプラズムに分泌されるようにデザインされていても、強制発現したタンパク質が全てペリプラズムにいくわけじゃなくて、むしろ細胞質に多く存在し、それが封入体化していることも多いです。
だから、
>ペリプラズム画分の抽出を行わずに、単に超音波破砕あるいは界面活性剤による溶菌を行い、遠心により可溶性画分と不溶性画分に分画した場合、
こういう取り方すると、強制発現したタンパク質の大部分が不溶性画分に検出されるということもあり得ます。 |
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