いつも勉強させていただいております。
凍結切片のサンプル調整についてご意見いただけないでしょうか?
これまで当研究室ではパラフィン切片で蛍光免疫染色を行っていたのですが、染まりが良くないので凍結切片でも染色してみることになりました。
当研究室での実施は初めてですが、まずは一般的なプロトコルに沿って検討しようと考えております。
現在は下記プロトコルで検討する予定なのですが、普段から凍結切片を染色している方から見て、問題になるような操作は無いでしょうか?
(1)組織摘出〜スライドガラス作成
4%PFAで灌流固定。
組織摘出後、4%PFAで24時間浸漬固定。
PBSで1回洗浄後に30%スクロース溶液に置換し、沈むまで静置。
完全に沈んだらOCTコンパウンドになじませた後に包埋。
クライオスタットで薄切後、スライドガラスに貼り付け。
スライドガラスは染色するまでは-30℃で保存。
(2)保存後〜染色行程
保存していたスライドを常温で15分風乾。
蒸留水に3分浸漬し、OCTコンパウンドを除去。
以下、パラフィン切片のブロッキング行程に合流。
問題点の他、凍結特有のコツなどあればご教授いただけると幸いです。
なお、組織は脳、肺、心臓を使用する予定です。
皆様からのご意見、何卒よろしくお願い致します。 |
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