一応前のコメントでもかいたけど、
エンドの正常の発現量から強制発現させて分子を増やしたときに起こる現象を見るにはそのタンパクを発現してないコントロールがいるわけで、その現象について変異体でどう変わっているかを見るのであれば、やはり発現してないコントロールが必要です。
これがないと以下の事の区別が付きません。区別がつかないなら結局は次に発現させてないコントロールを取った実験をすることになります。
ネガティブコントロール:低
正常:高
変異体:低(ほぼコントロールと一緒か正常とコントロールのあいだ)
の結果から活性の喪失
(もちろん完全に活性の喪失に決まりということでもありません)
ネガティブコントロール:低
正常:高
変異体:コントロールより低い
Downregulation (正常とは反対の活性をもつ、あるいは異なった活性を持つ)
ネガティブコントロール:低
正常:低
変異体:コントロールより低い
正常に活性がないが変異体には何らかの活性がある。あるいは正常で上がるはずならこの実験系、あるいはこの実験は適切ではないとも言える。 |
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