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1万gでLentivirus回収 トピック削除
No.11271-TOPIC - 2023/03/15 (水) 06:28:57 - おお
nature.com/articles/srep13875#Sec4

1万gでLentivirus回収上記の論文では1万gの遠心でレンチの回収が可能と書かれてますけど、ウイルスパーティクルってそんなもんで回収できるのでしょうか。皆さんはどうしてますか?

doi: 10.1038/srep13875 (2015).
 
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(無題) 削除/引用
No.11271-9 - 2023/03/17 (金) 00:35:05 - おお
>[Re:8] たこ助さんは書きました :
> おそらくご存知かとは思いますが、Lenti-X Concentratorは1500 g, 45 minで回収できますし(収率80%程度)、まああるのかなとは勝手に思っています。
> 中身がなにかはわかりません。
> PEGなのか何なのか・・・

はいPEG入っています。

(無題) 削除/引用
No.11271-8 - 2023/03/16 (木) 22:58:43 - たこ助
おそらくご存知かとは思いますが、Lenti-X Concentratorは1500 g, 45 minで回収できますし(収率80%程度)、まああるのかなとは勝手に思っています。
中身がなにかはわかりません。
PEGなのか何なのか・・・

(無題) 削除/引用
No.11271-7 - 2023/03/15 (水) 16:25:20 - おお
ありがとうございます。PEGの方法はすでに調査済みです。PEGがいくらかでも残るのがどれほど細胞に影響するだろうと思いながら色々と方法を見ていましたー例えばプライマリーの細胞、神経細胞とかiPSとか、、、 
Vivo で使えるかなど色々気になっています。PEGをお使いになっているようなのでその辺はどうでしょうか?

(無題) 削除/引用
No.11271-6 - 2023/03/15 (水) 16:14:44 - み
以下のような市販品があったり自作も可能で数千Gで大丈夫です。レンチとアデノ随伴で経験あり。

PEGだと複数回の凍結融解に対して保護効果もあるとか商品の紹介ページに書いてある。

PEG-it Virus Precipitation Solution

(無題) 削除/引用
No.11271-5 - 2023/03/15 (水) 14:13:55 - おお
>[Re:3] asanさんは書きました :
>
> 6000-8000gで16時間以上遠心してペレットを懸濁して使ってます。少なくとも一定の濃縮効果はあります。

それぐらいでも可能なんですね。16時間かかってはいますが。培地そのまま遠心ですか?それともシュークロース10%に重層ですか?

>
> ペレット自体は細胞のデブリスやメディウムの成分が主なのでペレットが見えたからといってウイルスがあるわけではありませんが、ペレットと一緒に一定の濃縮はかかります。

ペレットが見えるがそれが全てウイルスではないと書かれたプロとコールを見た事がありました。

>
> 短い時間<12hで回収すると回収効率が落ちるのでこの速度なら長時間遠心することが必要です。
>
>
> PEGもやったことあります。

効率のためにも長時間遠心したほうがいいのですね、、、
PEGで沈殿させて、必要ならさらにシュークロースで回収してPEGを抜こうかしら、、、

(無題) 削除/引用
No.11271-4 - 2023/03/15 (水) 14:04:42 - おお
>[Re:2] Krasさんは書きました :
> 超遠心機レベルでない数千-万g程度でも時間を長くとることで濃縮は出来ます。論文の通りです。精製度は見ませんでしたが、タイターは超遠心使用時の1/10以下1/100以上、といった感じです。
>
コメントありがとうございました。
論文見る限り超遠心より良さげに見えますが、実際は回収率が低いのですか、、、それとも最終的にな容量の問題なんでしょうか。

>
> PEG沈殿とショ糖密度勾配遠心の両方を検討し、PEG沈殿の方が簡便なので現在では細胞実験にはこちらを使用しています。プロトコールは「4xhomemade lentivirus concentrator」で検索すると出てくるpdfの通りです。
>

私もPEGが簡便と思ってたのですが、使う細胞によってはPEGがどれほど影響するかなと思って色々見てました。

> PEG沈殿だと精製度が心配なので、精製度が高い方が良い実験にはショ糖の上にウイルス液を重層し1600g(現在の施設のスイングはこの程度が限界)で24h-回しています。

精製度もかなり違いがあるのですね。1600g でもそれなりに回収率できるというのは意外でした。まあ原理的には時間を伸ばせば沈降してくるものでしょうけど。

(無題) 削除/引用
No.11271-3 - 2023/03/15 (水) 10:51:25 - asan

6000-8000gで16時間以上遠心してペレットを懸濁して使ってます。少なくとも一定の濃縮効果はあります。

ペレット自体は細胞のデブリスやメディウムの成分が主なのでペレットが見えたからといってウイルスがあるわけではありませんが、ペレットと一緒に一定の濃縮はかかります。

短い時間<12hで回収すると回収効率が落ちるのでこの速度なら長時間遠心することが必要です。


PEGもやったことあります。

(無題) 削除/引用
No.11271-2 - 2023/03/15 (水) 09:31:41 - Kras
超遠心機レベルでない数千-万g程度でも時間を長くとることで濃縮は出来ます。論文の通りです。精製度は見ませんでしたが、タイターは超遠心使用時の1/10以下1/100以上、といった感じです。

超遠心機どころか10000gさえも出せないスイングしか無い環境下で、なんとか自作でレンチウイルスベクターとAAV作製をしようとして、ご指摘の論文も参考にいくつかの方法を試しました。

PEG沈殿とショ糖密度勾配遠心の両方を検討し、PEG沈殿の方が簡便なので現在では細胞実験にはこちらを使用しています。プロトコールは「4xhomemade lentivirus concentrator」で検索すると出てくるpdfの通りです。

PEG沈殿だと精製度が心配なので、精製度が高い方が良い実験にはショ糖の上にウイルス液を重層し1600g(現在の施設のスイングはこの程度が限界)で24h-回しています。

1万gでLentivirus回収 削除/引用
No.11271-1 - 2023/03/15 (水) 06:28:57 - おお
nature.com/articles/srep13875#Sec4

1万gでLentivirus回収上記の論文では1万gの遠心でレンチの回収が可能と書かれてますけど、ウイルスパーティクルってそんなもんで回収できるのでしょうか。皆さんはどうしてますか?

doi: 10.1038/srep13875 (2015).

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