供給元のマニュアル、トラブルシューティングはみてみた?
Kanは25 ug/mLになってますね。まあ、二倍濃いくらいでまるっきりだめになることは無いと思うけど。
Kan選択なので回復培養を長めにとると良いかもしれない。プラスミドの増殖や耐性遺伝子の発現が低い場合もあるかもしれない。1時間のところ3時間くらいにしたら、コロニー数0だったのがいくつか生えるようになることはある(つまり1時間で耐性になったものが、延長した回復培養中に増殖してコロニー数が増えたってわけでもなさそう)。
このベクターに限らずありがちですが、宿主にとってtoxicな遺伝子が組み込まれているため生えないトラブルがあって、培養温度を下げたりしますが、
トラブルシューティングにもこうあります。
Should a gene be toxic to the cells, growing bacteria at a lower temperature, such as 300C or transforming into strains that reduce the copy number can increase the odds of obtaining colonies (i.e. ABLE-C or ABLE-K strains from Stratagene; CopyCutter from Epicentre). |
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