Bone marrow derived MacrophageをPMA/LPS/IL-某などの条件下でM0/1/2などに誘導をかけているが、細胞が浮いてしまうということですね?
まず、浮遊した細胞の生死はトリパンブルーなどでぱぱっと見ちゃうのがいいかもしれません。
加えて、これは自分の経験からくるものなので当てはまるかはわかりませんが、誘導したマクロファージが下に接着しない理由は、
1) 底面の環境がよろしくない。
カバーガラスに接着させて、共焦点レーザー顕微鏡で観察しようとしたことがありましたが、接着効率は悪かったです。特に、PMA添加培地から、PMA+LPS添加培地に変えると、浮いてきた覚えがあります。また、Nunclon Deltaのディッシュにはよく接着します。
2) PMAの濃度が悪い
PMAはアリコットを凍結ストックしておくべきですが、これを怠り、都度添加して使用していたら徐々に接着しなくなってきていました。適当にPMAを増量して実験していたら、いざ新しいPMAを購入したあと、PMAの濃度が高すぎたせいか、細胞が死んだことがありました。ミセルをつくりやすいLPSなんかも、同じことが言えるかもしれません。
こんなところでしょうか? |
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