処理できる培養スケールは制限があるけど、それに比べるとカラムのキャパはまだ余裕があるってとき、
一旦、キットなしのAlkali/SDS法で粗精製(酢酸塩で塩析後、アルコール沈殿)したプラスミドを出発材料にしてキットで精製すると良いかもしれない。
ただし、もうalkali lysisは必要ないばかりか、プラスミドを変性させる可能性があるから、NaOHを含んだ液(いわゆるSoln 2)がダイレクトに入らないように工夫する必要はある(Soln3を先にいれあとからSoln2を入れるとか)。
mini prepの場合だけど、わたしは、基本的にキットなしで精製しますが、あとで精製度を高める必要になれば、精製済みのプラスミドをmini prep用のカラムキットにかけることがある。
キットなしでやって多サンプルをざっとみてから、大事なやつだけカラムで再精製するとか。 |
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