そもそも、ちゃんと光っているのかも気になるところです(どれくらいがポジティブとか)。フローサイトのソーティングもとりあえず流してそのポピュレーションのなかで強そうなものとか選んでいるなら、シグナルでなくてノイズの範囲で強いポピュレーションを見ているだけかもしれない。いちどちゃんと光るコンストラクトでどの程度かというのを把握するかSide by sideでやって閾値を決めるかするのが普通だろうなと思うけど、どうしてるんだろう。トランスフェクションの効率も一度確認しておくべきだと思うし(293Tならほぼ100%入ってもおかしくないので50%ぐらいならTrarnsfectionがあまり良くないと言ってもいい)。
また元々のプラスミドが傷んでいて細胞内でどんどん削られているのかもしれないし、GFPポジなのにGFP遺伝子が見つからないというのがまずありえない訳で、各ステップごとの確認作業が必要だと思います。そうして実験を進めないのであればやる気がないとしか思えないか、向いてないのでほっとくしかないでしょうね。その人より上の人が一つづつ確認、指示ができるような人なら別ですけど。
あと雑にDNAを抽出しているなら、ゲノムにインテグレートされたT-antigenを発現するためのプラスミド配列からAmpと大腸菌用OriがTransformationを持っていて大腸菌で増えたとかいう話だったりもするかもしれない。あるいはどこかでコンタミしたプラスミドが大腸菌で増えているだけかもしれない。 |
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