いつも勉強させてもらっています。カチオン性ポリマーを使った遺伝子のトランスフェクションの実験をしています。以前、知り合いの先生から、リポフェクションやポリマーを使ったトランスフェクションでDNA,RNAと複合体を形成する時に使用する緩衝液は、PBSよりもHEPESがいい、という話を聞きました。理由としてはカチオン性脂質や、カチオン性ポリマーはDNAやRNAのリン酸基のアニオンと相互作用するので、同じくリン酸を含むPBSは干渉してしまう可能性があるから、とのことでした。
今回、ポリマーと遺伝子の複合体を形成する過程で、どうしてもPBSを入れざるをえない実験を予定しており、上記の点を懸念しています。
遺伝子のトランスフェクションでPBSを含む実験系をされている方はおられますでしょうか?その際、PBSがトランスフェクション効率に影響したことはありますでしょうか? |
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