普段からアガロースゲル電気泳動は0.5xTAEを使っています。
かつてあったMupidのあるバージョン(i-Mupid.Jだか)は0.5xが指定されていて、1xを使うと回路が加熱して途中で止まったりして調子が悪くなった。それからの名残で0.5xを使い続けているのと、
同じストック溶液(50x)を使うにしても1xと0.5xじゃ二倍も使えますから、お得(費用は微々たるものだけど、ストック溶液を調製する頻度、試薬を注文する頻度が下がるのがうれしい)。
蛇足ですが、
ルーチンの泳動ではいちいちバッファーを交換せずに使い回すことが多いと思います。蒸発して減った分をバッファーで注ぎ足すとだんだんイオン強度が高くなって、しまいにゃ過電流でフューズが切れます。普段からバッファーの水面の高さを決めておいて、脱イオン水を注ぎ足すようにしています。
0.5xだとたまたま蒸発で濃度が高くなってもフューズが切れるまではなかなかいかないという点でも安全かも。 |
|