説明書や作業マニュアルを確認しました。
2×Environmental Master Mix 2.0にはUNGは含まれていませんが、必要な場合に加えてPCR産物のキャリーオーバーの抑止できるようにdUTPは予め混合されているようです。
作業マニュアルでは反応系にUNGを添加するプロトコールになっていますから、UNG反応のための50℃インキュベーションを入れなきゃ意味がない。
ちなみにそのあと95℃, 10 minの前処理は、使用されている改変型Taq polであるAmpliTaq Goldが加熱処理しないと活性化しないようにできているからですね(と同時にUNGを熱失活させる)。他の酵素だとそんなに長時間の前処理は必要ないです。 |
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