大腸菌でGST tagとPreScissionサイトをつけたタンパク質を発現させ、Glutathione sepharoseに結合させた後、オーバーナイト5℃でHRV3Cと反応させて(25mM Tris-Cl, 1mM EDTA, 50mM NaCl)、目的タンパク質を回収しました。
この際、タンパク質が透析前の段階でもやや分解されていました。Lysisの間はPMSFとcOmplete EDTA free tabletを加えていますが、HRV3Cと反応させている間はEDTA以外プロテアーゼインヒビターの類を入れていなかったので、1mM PMSFと1×cOmplete EDTA free tablet (Roche社)を加えたら、収量が大きく低下しました。
PMSFは製品説明を見るとHRV3Cの活性を阻害しないようですが、cOmplete EDTA free tabletはHRV3Cの活性を阻害しますでしょうか? |
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