RNA と DNAは波長特性がかなり似ているので、DNAが1.8、RNAが2.0と出るようなコンディションで両者が混じっているならほとんどがRNAと言ってもいいでしょう。しかし、それは理想的な状態での数字で、バッファー中、あるいはpHによっても比がぶれるものです。ですから私は気にしないです。DNAを精製するカラムのコンディションも一般的にはよく樹立されているようで、RNAが混じって困るような経験はありません。
RNAのコンタミを確かめるには、電気泳動してエチブロで染めれば、それなりの量有れば100ベース以下のあたり蛍光が観察されます。他の蛍光色素を使っているならRNAに対しての特性を確認してみるといいでしょう。
それでもRNAが気になるなら、PEG沈という手は取れなくもないです。あるいは再度カラムにのせるか。 |
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