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培地の色の変化について トピック削除
No.11016-TOPIC - 2022/12/05 (月) 10:59:22 - ぱん
いつもお世話になっております。
あるがん遺伝子を導入した細胞では、細胞がコンフルエントになっても培地の色が黄色くなりません。コントロールの細胞ではコンフルエントに達すると培地が黄色くなります。代謝の変化が起きているのだと思いますが、どのようなことが起きている可能性があるかご教示いただけますと幸いです。
どうぞよろしくお願いします。
 
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No.11016-8 - 2022/12/09 (金) 15:55:46 - 5
培地のpHが変な感じに上がり気味と時は、一応、マイコプラズマ(特にアルギニー二)の検査はしておいたほうがいいと思う。

がん細胞の代謝は結構ややこしくて、がん細胞→解糖系が一人でフル回転で頑張ってますみたいな図式ばかりではないらしいこともだんだんわかってきてるみたいです。

(無題) 削除/引用
No.11016-7 - 2022/12/06 (火) 10:49:26 - ぱん
ご意見ありがとうございます。
元々の細胞はNIH3T3でこのがん遺伝子を導入すると2週間ほどでfociを形成します。

(無題) 削除/引用
No.11016-6 - 2022/12/06 (火) 10:46:37 - おお
>[Re:5] ぱんさんは書きました :
> 皆さんご意見ありがとうございます。
> がん遺伝子導入により解糖系でのATP産生が進むと、乳酸が増加してむしろ培地が黄色くなるような気がするのですが、いかがでしょうか。
> 解糖系以外でのATP産生が進んでいるということでしょうか。

あ、うんそうですね。あまり読まずに書いてました。

例えばがん遺伝子といってもその活性は癌化するときだけに使われるわけではありませんから、そういう場合は間接的に逆に作用しているかもしれません。ピルビン酸などの需要が上がったんでしょうか。

元々の細胞は正常細胞なんでしょうか?その導入の際に癌化したと思える現象が伴っているでしょうか?

(無題) 削除/引用
No.11016-5 - 2022/12/06 (火) 07:40:20 - ぱん
皆さんご意見ありがとうございます。
がん遺伝子導入により解糖系でのATP産生が進むと、乳酸が増加してむしろ培地が黄色くなるような気がするのですが、いかがでしょうか。
解糖系以外でのATP産生が進んでいるということでしょうか。

(無題) 削除/引用
No.11016-4 - 2022/12/06 (火) 02:58:58 - おお
glycosisと癌の関係は色々とPublishされています。ここ10年ぐらいホットな話題と言えるかもしれません。少なくともチラホラとそういう論文がみかけられる状態でした。一度検索してみるといいかもしれません。


https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/?term=glycolysis+cancer

(無題) 削除/引用
No.11016-3 - 2022/12/05 (月) 18:12:11 - おお
乳酸の産生、放出が主な培地のpHの変化の原因と言われてます。乳酸発生は、主にglycosisによる物です。通常の培養条件ではglycosisに依存しないATP産生(TCAサイクル)がドミナントな状態でも細胞を維持できるようになっているので(グルタミンからTCAサイクルに入れる、培地によってはピルビン酸が入っているものもある)、乳酸が出来ないなら、ミトコンドリアからのATP産生がドミナントになったと言う可能性があります。
他の可能性については、私の知識では検討がつきません。アルカリ性のものが出るのかどうか、、、アンモニアとか、pHに影響するぐらい出てたら細胞が持たないような気がしますし。

(無題) 削除/引用
No.11016-2 - 2022/12/05 (月) 12:42:41 - cfg
以下の点を検討ください。それぞれについて具体的な実験方法の詳細も必要でしょうか。
1. 乳酸あるいは酢酸などの産生量もしくは排出に変化が起きている。
2.カーボニックアンヒドラーぜ (CA, 特に膜結語型CA)の活性もしくは発現などに変化が起きている。
3.抗がん剤自体がアルカリ性。

培地の色の変化について 削除/引用
No.11016-1 - 2022/12/05 (月) 10:59:22 - ぱん
いつもお世話になっております。
あるがん遺伝子を導入した細胞では、細胞がコンフルエントになっても培地の色が黄色くなりません。コントロールの細胞ではコンフルエントに達すると培地が黄色くなります。代謝の変化が起きているのだと思いますが、どのようなことが起きている可能性があるかご教示いただけますと幸いです。
どうぞよろしくお願いします。

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