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ATPase染色における動物種ごとのpHについて トピック削除
No.11007-TOPIC - 2022/12/02 (金) 08:10:20 - ひよっこ
現在マウスの腓腹筋にて、凍結切片を作製し、ATPase染色の条件検討を行っているのですが、動物種が変わるとやはり至適pHも大きく変わってしまいますか?
業務にて、マウス以外の動物(例:げっ歯類、家畜、爬虫類等)のATPase染色も行うのですが、動物種によってpHのバラツキが大きい可能性もあると思いました。
以前まで担当していた方はもう会社に居らず、連絡も取れないため、自身で再度手法を確立している状況です。

もしご経験のある方はご経験のある動物種と至適pHを教えていただきたいです。
マウスでの染色も中々うまくいっておらず、phを0.1ずつふって何度も染めており
せめて大体の値が分かれば…と思いご質問させていただきました。

また、表題とは少し話は逸れてしまうのですが、ATPase染色で使用する試薬のpH調整は何を用いてやっていますか?

自分は「染色法のすべて」という本に記載の試薬調製にて行っているのですが
ルーチン用のphを計測すると約pH9だったのですが、注釈にはpH10〜との記載がありました。
組成的には「0.1M Sod.barbital」、「0.18M CaCl2」、「蒸留水」となっており、sod.barbitalがこのなかでは一番pHが高いのでこちらを入れる…という認識で合っているのか悩んでいる所です。

また、過去にこちらのフォーラムでATPase染色についてのトピックが2つほどありましたのでそちらを拝見させていただいたところ「臨床のための筋病理」という本も参考になると書いておりましたので、現在そちらを購入し到着を待っている状況です。

まだまだ病理や染色等が初心者な為、アドバイス等いただけますと幸いです。
よろしくお願い致します。
 
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(無題) 削除/引用
No.11007-3 - 2022/12/02 (金) 18:52:14 - ひよっこ
>[Re:2] おおさんは書きました :
>
>
> PMID: 2970633
> これはNaOHでpH合わせるって書いてるし
>
> https://neuromuscular.wustl.edu/pathol/histol/atp.htm
> A). "9.4 ATP": TYPE 2 FIBERS DARK, TYPE 1 FIBERS LIGHT, TYPE 2C FIBERS DARK INTERMEDIATE
> 4.0 ml 0.1 M Sodium Barbital
> 4.0 ml 0.18 M Calcium Chloride
> 12.0 ml deionized H2O
> Adjust pH to 9.7 - 9.8 just prior to use with a few drops of 0.1 N NaOH (muscle other than human usually requires a pH of ~ 10.2)


そちらのサイトは初めて見ました。教えていただきありがとうございます。
NaOHの使用が問題ないようですのでそちらでpHの調整をしてみようと思います。
また過去のフォーラムにも同様の記載があったのを見逃しておりました…。
お手数をお掛けして大変申し訳ございません。
おかげ様で、pH調整につきましては解決しました。

(無題) 削除/引用
No.11007-2 - 2022/12/02 (金) 17:34:56 - おお


PMID: 2970633
これはNaOHでpH合わせるって書いてるし

https://neuromuscular.wustl.edu/pathol/histol/atp.htm
A). "9.4 ATP": TYPE 2 FIBERS DARK, TYPE 1 FIBERS LIGHT, TYPE 2C FIBERS DARK INTERMEDIATE
4.0 ml 0.1 M Sodium Barbital
4.0 ml 0.18 M Calcium Chloride
12.0 ml deionized H2O
Adjust pH to 9.7 - 9.8 just prior to use with a few drops of 0.1 N NaOH (muscle other than human usually requires a pH of ~ 10.2)

ATPase染色における動物種ごとのpHについて 削除/引用
No.11007-1 - 2022/12/02 (金) 08:10:20 - ひよっこ
現在マウスの腓腹筋にて、凍結切片を作製し、ATPase染色の条件検討を行っているのですが、動物種が変わるとやはり至適pHも大きく変わってしまいますか?
業務にて、マウス以外の動物(例:げっ歯類、家畜、爬虫類等)のATPase染色も行うのですが、動物種によってpHのバラツキが大きい可能性もあると思いました。
以前まで担当していた方はもう会社に居らず、連絡も取れないため、自身で再度手法を確立している状況です。

もしご経験のある方はご経験のある動物種と至適pHを教えていただきたいです。
マウスでの染色も中々うまくいっておらず、phを0.1ずつふって何度も染めており
せめて大体の値が分かれば…と思いご質問させていただきました。

また、表題とは少し話は逸れてしまうのですが、ATPase染色で使用する試薬のpH調整は何を用いてやっていますか?

自分は「染色法のすべて」という本に記載の試薬調製にて行っているのですが
ルーチン用のphを計測すると約pH9だったのですが、注釈にはpH10〜との記載がありました。
組成的には「0.1M Sod.barbital」、「0.18M CaCl2」、「蒸留水」となっており、sod.barbitalがこのなかでは一番pHが高いのでこちらを入れる…という認識で合っているのか悩んでいる所です。

また、過去にこちらのフォーラムでATPase染色についてのトピックが2つほどありましたのでそちらを拝見させていただいたところ「臨床のための筋病理」という本も参考になると書いておりましたので、現在そちらを購入し到着を待っている状況です。

まだまだ病理や染色等が初心者な為、アドバイス等いただけますと幸いです。
よろしくお願い致します。

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